ケータイ辞書JLogosロゴ 飯地村(近世)


岐阜県>恵那市

 江戸期〜明治22年の村名。美濃国加茂郡のうち。苗木藩領。村高は486石余。「正保郷帳」によれば田327石余・畑159石余,ほかに新開地28石余。幕末,当村岩浪の地で銅鉱を発見。越前国鳩山・多田氏の手によって鉱山が開かれ,採掘が始まった。村芝居が盛んに行われ,神社の拝殿を兼用した舞台が村内に6か所建てられた。明治5年村明細帳によると204軒・1,060人,馬85匹。農間余業者は大工3・桶工3・畳抄1。村内には医師2人・酒造稼ぎ3人・鍛冶2人がいた。威鉄砲81丁を所有。明治4年岐阜県に所属。同22年市制町村制施行後も1村で自治体を形成。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7342503
最終更新日:2009-03-01




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