ケータイ辞書JLogosロゴ 飯羽間村(近世)


岐阜県>岩村町

 江戸期〜明治30年の村名。美濃国恵那郡のうち。岩村藩領。上飯羽間・中飯羽間・下飯羽間・根上【ねのうえ】の4か村に分かれていた。各期郷帳の村高1,293石余(うち田1,056石余・畑96石余・無地高140石余)。ただし「天保郷帳」では1,340石余。助郷は中山道大井宿へ出役。明治5年の村明細帳は4か村別で,上飯羽間村高240石余(うち田229石余・畑11石余)で新田5石余,家数42・人数229(職人2)・馬19,寺社は津島神社・臨済宗徳祥寺。中飯羽間村高479石余(うち田454石余・畑24石余)で新田11石余,家数62・人数268,馬15,神社は津島神社。下飯羽間村高312石(うち田243石余・畑48石余・無地高19石余)で新田20石余,家数53・人数249・馬28。神社は熊野神社。根上村高261石余(うち田219石余・畑41石余)で新田7石余,家数45・人数212,馬17。神社は神明社(恵那郡史)。明治4年岐阜県に所属。翌5年4か村が合併して飯羽間村となる。同14年の戸数196・人数1,068,同30年本郷【ほんごう】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7342517
最終更新日:2009-03-01




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