ケータイ辞書JLogosロゴ 池尻郷(中世)


岐阜県>関市

 鎌倉期から見える郷名。美濃国武儀【むぎ】郡のうち。嘉元4年6月12日の昭慶門院御領目録に「池尻郷 良権」と見える(京都大学所蔵古文書集)。国衙領の1つで,当時本家職を昭慶門院が帯し,領家職所有者または年貢請負者として良権なる人物がいた。その後大野郡谷汲【たにぐみ】横蔵寺所蔵の永和4年卯月7日の大般若経奥書に「武儀郡池尻郷於弥勒寺良厳坊書写畢」とある。弥勒寺は,寺跡出土土器から平安初期に一時火災で焼亡したものと推定されるが,その後再興されたものらしく,南北朝末期ごろの横蔵寺所蔵大般若経奥書には,良厳坊のほか,泉蔵坊・一乗坊という同寺の坊名も見えている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7342536
最終更新日:2009-03-01




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