ケータイ辞書JLogosロゴ 石谷村(近世)


岐阜県>岐阜市

 江戸期〜明治30年の村名。方県郡のうち。「慶長郷牒」はとい塚村とある。はじめ加納藩領,のち幕府領,宝永2年からは高富藩領。「慶長郷牒」「元和領知改帳」「正保郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに村高828石余。神社は八幡神社・諏訪神社・神明神社・御鍬神社,寺院は正源寺・福満寺・長楽寺・東林寺。明治4年岐阜県に所属。「町村略誌」によると戸数88・人口429・馬35,十石積鵜飼形船1艘,物産は穀類のほか菜種・薪など。伊自良川は舟運が盛んで,当村に港があったが明治29年の大洪水により川が荒れ,その面影は消えた。同30年稲葉郡方県村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7342578
最終更新日:2009-03-01




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