ケータイ辞書JLogosロゴ 五日市村(近世)


岐阜県>養老町

 江戸期〜明治22年の村名。多芸郡のうち。はじめ高須藩徳永氏領,寛永5年幕府領となり,寛永17年からは高須藩小笠原氏領。さらに元禄4年幕府領となり,宝暦13年からは幕府領大垣藩預り地。村高は77石余。濃州三湊(烏江湊・栗笠湊・船附湊)と牧田宿の中間にあり,九里半街道を通じて宿継となっていた。明治4年岐阜県に所属。「町村略誌」によれば当村は東西8町・南北5町,総反別40町9反余。県庁へ8里,郡役所へは18町。戸数28(農業23・工業1)・人口128,牛7匹・馬2匹。用水樋1か所,精米用水車1か所があった。主な物産は米97石余・大麦25石・小麦10石・実綿47斤・繭48斤・藍葉590斤・菜種3石余。同22年養老村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7342672
最終更新日:2009-03-01




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