大衣斐村(中世)
織豊期に見える村名｡美濃国本巣郡のうち｡大衣斐郷ともいう｡はじめ稲葉一鉄の所領であったらしく,天正14年正月には一鉄の伊勢神宮御師上部惣次郎宛の初尾奉納目録写に｢拾俵 大衣斐郷｣と見える(稲葉家譜)｡次いで文禄元年正月11日,豊臣秀吉は一柳直盛に｢千五拾九石六斗五升 濃州もとす郡内大衣斐村｣を宛行っている(伊予小松一柳文書)｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7343050
最終更新日:2009-03-01