ケータイ辞書JLogosロゴ 大島村(近世)


岐阜県>各務原市

 江戸期〜明治8年の村名。美濃国各務郡のうち。旗本更木徳山氏知行地。村高は「慶長郷牒」726石余,「正保郷帳」719石余,「天保郷帳」「旧高旧領」では773石余。幕末期の村高増加は南に隣接する各務野の周辺部を新開したことによるもの。文政8年旗本徳山家の用人排斥・重課反対を要求した農民騒動が発生。農民は大島村役人宅を襲撃したが,役人出張の報を聞き退散。事件後,用人は罷免されている(那加町史)。鎮守は稲荷神社。浄土真宗東本願寺派浄念寺がある。明治4年岐阜県に所属。同8年宮代【みやだい】村と合併し大宮村となる。のち明治30年蘇原【そはら】村成立に際し旧大島村域は蘇原村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7343098
最終更新日:2009-03-01




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