ケータイ辞書JLogosロゴ 大針村(近世)


岐阜県>坂祝町

 江戸期〜明治30年の村名。加茂郡のうち。はじめ西尾光教領・伏屋氏領,のち伏屋氏領は幕府領岡田将監支配,さらに元和5年からは尾張藩領。西尾氏領は旗本平岡氏知行地・同中之元西尾氏知行地・幕府領に三分され,承応2年平岡氏改易後は平岡氏知行地は幕府領となる。村高は「慶長郷牒」「正保郷帳」556石余,「正保郷帳」では尾張藩領256石余・平岡氏知行192石余・西尾氏知行60石余・幕府領47石余。「天保郷帳」557石余,「旧高旧領」では幕府領241石余・尾張藩領256石余・旗本西尾氏知行60石余,寛政年間の尾張藩領の戸数31・人口151,馬4匹(濃州徇行記)。助郷は中山道太田宿へ出役。寺院に安楽寺,村社に大針神社・住吉神社・十二社神社がある。明治4年岐阜県に所属。同24年濃尾地震では62戸のうち全壊8・半壊51(震災誌附1)。同30年坂祝【さかほぎ】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7343182
最終更新日:2009-03-01




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