唐栗村(近世)
江戸期〜明治30年の村名｡美濃国大野郡のうち｡はじめ旗本中之元西尾氏知行地,寛永2年より旗本五里徳永氏知行地｡村高は天正年間太閤検地で確定し,｢慶長郷牒｣423石余,｢正保郷帳｣｢天保郷帳｣｢旧高旧領｣は共に432石余｡村高のうち田方373石余･畑方69石余(正保郷帳)｡明治2年の戸数51･人口260｡同4年岐阜県に所属｡同24年の濃尾地震では,総人口327のうち死傷者14,総戸数61が全壊した(震災誌附1)｡同30年本巣郡川崎村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7343812
最終更新日:2009-03-01