ケータイ辞書JLogosロゴ 神土村(近世)


岐阜県>東白川村

 江戸期〜明治22年の村名。美濃国加茂郡のうち。苗木藩領。「慶長郷牒」「旧高旧領」の村高は241石余,「天保郷帳」では417石余。正保4年「定納帳」では434石余で,その年貢賦課率4つ5朱(40.5%),定納高は山年貢ともに175石余(東白川村誌)。戸口は慶長検地の名請農民34人,宝永2年家数は本家45・脇家69,寛政7年では本家121・脇家39(邦好家文書)。庄屋は安江氏を名乗る邦好家の世襲で,幕末まで10代にわたり勤役。鎮守は神田神社,寺院は神土村・越原【おつぱら】村を檀家に持つ臨済宗妙心寺派安泰山常楽寺があったが,明治3年の排仏毀釈により廃絶。以後村中改宗して神道のみとなる。明治4年岐阜県に所属。同5年の戸数209・人口1,296(村明細帳)。明治22年東白川村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7343885
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ