ケータイ辞書JLogosロゴ 久保原村(近世)


岐阜県>山岡町

 江戸期〜明治30年の村名。美濃国恵那郡のうち。旗本明知遠山氏知行地。「慶長郷牒」では靏原村,「元和領知改帳」では窪原村,「正保郷帳」では久保原村とあり,ともに村高540石余(うち田457石余・畑83石余)。「天保郷帳」では734石余。明治2年の家数137・人数663・馬数5。助郷は中山道大井宿へ出役。神社は文禄4年再建の日吉神社,慶安5年勧請の神明神社,宝暦10年再建の熱田神社,寛文2年創建の八幡神社など,寺院に寛永5年竜山長雲中興開山の曹洞宗林昌寺がある。同寺は往時瑠璃光寺と称する禅寺で,その前身は遠山左京之進母宗貞尼の持仏堂恵月庵(恵那郡史)。明治4年岐阜県に所属。同30年遠山【とおやま】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7344089
最終更新日:2009-03-01




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