ケータイ辞書JLogosロゴ 倉居島(中世)


岐阜県>岐阜市

室町期から見える地名美濃国厚見【あつみ】郡のうち文明7年4月付の禅春(東巌)預ケ状に「預置 厚見郡倉居島興徳院之事」とあるのが初見下って永正15年11月7日守護土岐政房は「倉居島阿願寺之事……寺領・被官已下」を周豊蔵主に安堵しており,さらに天文7年9月14日,斎藤利茂は「倉居島之内百姓中」に対し退転している興徳院領の年貢等を阿願寺へ納所するよう厳命している(阿願寺文書)「阿願寺由緒書」によれば「当国西の方赤坂より東方各務野迄七里の海中央の一島にして倉井島と号す,其頃わすかの小島にて村里は一向無御座候し由旧記に相見え候」と伝える(稲葉郡志)のち,当地は単に「島」と称され,永禄10年12月日付の織田信長朱印状の宛名に「嶋 阿願寺」と見える(阿願寺文書)江戸期の東島村に比定される
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7344096
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ