ケータイ辞書JLogosロゴ 小弾正村(近世)


岐阜県>糸貫町

 江戸期〜明治8年の村名。本巣郡のうち。はじめ幕府領大久保長安支配,うち175石余は寛永6年に旗本一色氏知行地となり,前後して旗本小弾正土岐(頼勝)氏,同土岐(頼益)氏にも274石余が均分される。旗本一色氏知行地は,寛文5年幕府領,さらに昭和7年大垣藩預り地となる。また元禄15年,旗本小弾正土岐氏知行地は,同氏分家の旗本土岐頼行【よりつら】氏に分知された。村高は「慶長郷牒」「正保郷帳」725石余,近世中期に当村の枝村が独立し中野村・更屋敷【さらやしき】村となるに伴い「天保郷帳」「旧高旧領」では,大垣藩預り地79石余・旗本小弾正土岐氏知行地94石余・同分家土岐氏知行地93石余の計267石余。元禄16年当村は,政田【まさだ】村との井水争論の結果,政田村の井水が満水の時に限り用水をもらうこととなる。明治4年岐阜県に所属。同8年七五三【しめ】村の一部となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7344279
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ