笹賀村(近世)
江戸期〜明治30年の村名｡美濃国武儀郡のうち｡はじめ幕府領,元文2年から岩村藩領｡村高は｢慶長郷牒｣｢正保郷帳｣共に366石余｡近世中期地内の田栗･椿が分村独立した結果,｢元禄郷帳｣132石余,｢天保郷帳｣｢旧高旧領｣では188石余となる｡｢新撰美濃志｣によると,寺に臨済宗永昌寺がある｡明治4年岐阜県に所属｡同5年の村明細帳によれば,戸数59うち農間に紙漉に従事する者40･人数306,馬8匹｡同30年北武芸【きたむげ】村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7344436
最終更新日:2009-03-01