下西郷村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡美濃国方県郡のうち｡はじめ加納藩領,宝暦5年に幕府領大垣藩預り地,享和3年から磐城平【いわきたいら】藩(福島県)領｡村高は｢慶長郷牒｣｢正保郷帳｣915石余,｢天保郷帳｣940石余,のち小西郷【こさいごう】村を分村｡｢旧高旧領｣では622石余｡明和8年の村明細帳によれば戸数88･人口326｡明治4年岐阜県に所属｡｢町村略誌｣によれば戸数71･人口336,馬35,物産は穀類のほか実綿･麻･菜種など｡鎮守に諏訪神社･神明神社,寺に浄土真宗西光寺･臨済宗善応寺がある｡同22年本巣郡七郷【ななさと】村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7344659
最終更新日:2009-03-01