ケータイ辞書JLogosロゴ 土居村(近世)


岐阜県>岐阜市

 江戸期の村名。方県郡のうち。加納藩領。「慶長郷牒」「元和領知改帳」共に村高1,238石余。のち上土居村と下土居村とに分村。当村には慶長14年の検地帳全9冊のうち5冊が現存している。検地帳表紙に加藤左衛門尉知行とあり,加藤貞泰の領地である。検地奉行は大久保石見守配下の代官初鹿野加右衛門,案内者に小左衛門・新蔵・忠兵衛・文右衛門・小左衛門の名が見える。検地帳の奥書に熊野助右衛門・熊田平内・熊田長右衛門の名が記載されている。検地帳は縦・横の広さ,等級・反別・名請人が1筆ごとに記され,等級は上田・中田・下田・上畑・下畑に分かれる。屋敷は62筆で反別合計1町6反4畝余である。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7345310
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ