なるとの郷(中世)
織豊期に見える郷村名。尾張国のうち。本能寺の変後,尾張を領国とした織田信雄は,天正11年9月朔日吉村氏吉に,「なると」など「合拾四ケ条三千貫余」を扶助し,同14年7月23日改めて「七百弐拾貫七百文 なるとの郷」など4,819貫51文を宛行っている(吉村文書)。天正14年6月の大洪水による木曽川の河道移動で,のち美濃国のうちとなる。
解説文を自分にメール![]()
メアド:Milana@docomo.ne.jp
(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7345788
最終更新日:2009-03-01