ケータイ辞書JLogosロゴ 西橋村(近世)


岐阜県>墨俣町

 江戸期〜明治30年の村名。美濃国安八【あんぱち】郡のうち。はじめ幕府領,元和5年に一部が尾張藩領となり,さらに文化元年幕府領が大垣藩領となる。尾張藩領は西ノ橋村(美濃国郡帳)・西端村(明暦2年濃州御領分之内村々万覚帳)・西之橋村(旧高旧領)と称する。村高は慶長・正保・天保の各郷帳,「旧高旧領」共に639石余(うち大垣藩領351石余・尾張藩領288石余)。寛政4年尾張藩領の戸数32・人口114(濃州徇行記)。天保9年幕府領の戸数32・人口138。当村より名古屋へ8里,岐阜へ3里の道程。明治4年岐阜県に所属。同年西橋・西ノ橋の両村は合併,西橋村となる。同14年の村明細帳では戸数53・人口226。同24年の濃尾地震では人口296のうち死傷者15,戸数56のうち全壊50・半壊6(震災誌附1)。同30年墨俣町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7345888
最終更新日:2009-03-01




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