ケータイ辞書JLogosロゴ 野中村(近世)


岐阜県>岐南町

 江戸期〜明治30年の村名。美濃国羽栗【はぐり】郡のうち。はじめ稲葉内匠正成領,元和5年から尾張藩領(給人成瀬豊前守)。文化3年成瀬氏別宅,地頭屋敷が設置される。社寺に鎮守の八幡宮,臨済宗妙心寺派正伝寺・浄土真宗東本願寺派安浄寺がある。明治元年より中山道伏見【ふしみ】宿の助郷を勤めた。同4年岐阜県に所属。同5年の村明細帳では家数54・人数204。明治8年の「美濃国民俗誌稿」によれば,江戸期からの獅子舞が伝わり,男は農事を務め,女は結城・桟留を織るとある。同24年の濃尾地震では,全戸数63のうち全壊57・半壊6(震災誌附1)。同30年羽島郡上羽栗村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7346016
最終更新日:2009-03-01




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