ケータイ辞書JLogosロゴ 日下丸村(近世)


岐阜県>海津町

 江戸期〜明治30年の枝郷名。美濃国石津郡のうち。東駒野【ひがしこまの】村の枝郷。はじめ高須藩徳永氏領,以後,幕府領,高須藩小笠原氏・幕府領と変遷し,元禄13年からは高須藩松平氏領。「天保郷帳」の村高183石余。天保9年,幕府巡見衆通行に際し,船頭13人を負担(伊藤家文書/海津町史)。伊尾川沿岸の貢租米積出地として重要な位置にある。明治元年より助郷で中山道関ケ原宿へ出役。同4年岐阜県石津郡,同13年岐阜県下石津【しもいしづ】郡に所属,同18年本村より分離し独立村となる。同24年の濃尾地震の被害は全戸数31のうち全壊13・半壊18(震災誌附1)。同30年海津郡高須【たかす】町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7346274
最終更新日:2009-03-01




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