ケータイ辞書JLogosロゴ 松尾村(近世)


岐阜県>関ケ原町

 江戸期〜明治30年の村名。美濃国不破郡のうち。はじめ平岡石見守知行地,のち幕府領。村高は594石余。天保年間の村の状況は田13町2反・畑13町3反。戸数55・人口212。真言宗の密藤院・自性院の2か寺,天武天皇を祭神とする井上神社ほか4社があった。1,006間に及び堤,それに土橋1か所,井堰8か所があった(村明細帳)。明治4年岐阜県に所属。貫通小学校は明治6年松尾・藤下・山中の3か村合同で設立。同24年関ケ原小学校の分教場となり,昭和36年本校に統合。「町村略誌」によれば村の広さ東西5町・南北15町,総反別109町5反,戸数73・人口266。貫通小学校への通学生徒28人。主な物産として米・大麦・薪・茶・桑・繭など。明治30年関ケ原村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7346783
最終更新日:2009-03-01




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