ケータイ辞書JLogosロゴ 朝比奈(中世)


静岡県>岡部町

 鎌倉期から見える地名。益津【ましづ】郡のうち。弘安7年7月13日に朝比奈左衛門尉頼資が「駿河国朝比奈山地頭代職」に補任されているのが初見(残篇)。当地は古代の朝夷郷の地で,駿河国北部山間地を東西に走る間道の中継地として早くから開けた。朝比奈氏の本拠は現在の岡部町大字殿にあり,鎌倉末期には朝比奈城が築城された(城郭大系9)。朝比奈氏は戦国期には今川氏に仕え,天文12年に朝比奈又八郎が義元から当地を安堵されている(朝比奈文書/県史料3)。なお,応仁元年10月25日の大井神社修造棟札に「朝比奈青羽村」とあるので,当地は青羽村など江戸期に朝比奈谷7か村と称された村々を含んでいたと推定される(青羽根大井神社文書/県史料3)。現在の岡部町大字羽佐間・殿・新舟【にゆうふね】・野田沢・宮島・青羽根・玉取【たまとり】の付近に比定される。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7347539
最終更新日:2009-03-01




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