ケータイ辞書JLogosロゴ 新所西方村(近世)


静岡県>湖西市

江戸期〜明治12年の村名遠江【とおとうみ】国敷知【ふち】郡のうち浜名湖に注ぐ笠子川下流左岸に位置する正保年間以後に新所村が当村と新所東方村に分村して成立したと伝える(風土記伝)承応2年幕府と旗本佐橋氏の相給,のち三河国吉田藩と旗本佐橋氏の相給となる村高は,「元禄高帳」408石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに421石余「旧高旧領」の村高のうち寺社領24石余がある「遠淡海地志」によれば,寺院に曹洞宗岩松寺・常徳寺・光徳庵があり,産物は琉球表・鰻など鰻はカクメ船4,5艘・アグリ船2艘で捕り,新居宿へ販売するという明治初年新所村新田を合併したものと推定される明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県,浜松県を経て同9年再び静岡県に所属明治12年新所東方村と合併して新所村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7350703
最終更新日:2009-03-01




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