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「伝馬町(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 伝馬町(近世) 江戸期～明治２年の町名 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 伝馬町(近世) 江戸期～明治4年頃の町名福井城下のうち本町組の1町東は大黒町,西は京町,南は米町,北は魚町に接する慶長6年結城秀康が北庄に入部の際,下総結城から随従した伝馬問屋16軒が居住したことにより当町名が生じた江戸期の福井城下における伝馬問屋は,当町のほか石場町・松本竪町の3か所に置かれ,1か月のうち上10日は松本竪町,中10日は伝馬町,下10日は石場町と交替で勤めたしかし,伝馬町の問屋はやがて没落し,以後は松本・石場が半月交替で勤め,伝馬町には人足のみを置くこととなって明治維新に至った(稿本福井市史)なお町名は慶長年間の北庄四ツ割図(松平文庫)にすでに見え,家数22正徳3年頃の御城下惣町間数帳には「伝馬町 四拾五間,往還ヨリ西大黒町迄,但道幅三間」と記されている明治4年頃大黒町と合併して南魚町と改称... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 伝馬町(近世) 江戸期～明治12年の彦根の城下町の中の町名城下町中央部の町屋地域で,町名の由来は内船【うちふな】町・外船町より城下の各町および中山道の高宮宿または鳥居本【とりいもと】宿までの人馬の継立てにあったことによる彦根藩の高札場があった元禄8年の戸口(武士を除く)は442人・86軒で,うち馬方19・煙草屋6・米屋4・菓子屋3,塩屋・紙屋・小間物屋・万屋・刻屋・綛屋・綿屋・大工・屋根屋・鍛冶屋各2などであった(大洞弁財天祠堂金寄進帳)嘉永3年の戸数58,うち借家33(四手町組家持及借家数留書/彦根市立図書館蔵)明治12年,通【とおり】町・蓮花寺前・長松院前と合併して一番町となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 伝馬町(近世) 江戸期の町名もとは広く河原町と呼ばれた地域の一部金沢城下町のうち,地子町の1つ町名は,伝馬馬借が集中し,その厩舎があったことによる(古蹟志)厩舎には常に馬を66匹置くきまりであった文政6年の「金沢町奉行より出候町名」には,伝馬町・横伝馬町・裏伝馬町がみえ,「加賀藩史料」では,後伝馬町が南長門町と裏伝馬町に,下伝馬町が俵原・土室小路・茶木町になったとある同書の明治4年の項には,上伝馬町と下伝馬町が俵町を編入し戸数75,横伝馬町は御荷川橋・浄誓寺門前を編入し戸数31軒,裏伝馬町63軒とある... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 伝馬町(近世) 江戸期～明治5年の町名江戸期は大坂三郷南組のうち町名の由来は,町民が全員伝馬の馬持であったことにちなむという(全志2)馬屋町ともいう当町のうちと北久宝寺町のうちから源左衛門町が成立したという(初発言上候帳面写/大阪市史5)元禄13年の大坂三郷水帳寄せ帳によると,家数30軒,役数41,無役数1(年寄),年寄は塩屋助三郎「宝暦町鑑」には,「北久宝じ町通の丁,どぶ池すじより心斎ばし筋の西迄」とある明治2年大阪東大組に所属同5年北久宝寺町1～4丁目となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 伝馬町(近世) 江戸期の町名江戸初期清須城下の1町清須城の西に位置する「蓬左遷府記稿」によれば,西市場村と伊勢町村の間の田に伝馬町筋という字があるとあり,「尾張志」に十軒町の左の田圃をいうとある慶長15年頃始まった清須越により名古屋城下の伝馬町となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
