ケータイ辞書JLogosロゴ 成滝村(近世)


静岡県>掛川市

 江戸期〜明治22年の村名。佐野郡のうち。はじめ山内氏領,のち掛川藩領。村高は,文禄2年の検地では264石余(掛川市誌),「元禄高帳」259石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに266石余。「掛川誌稿」によれば戸数62・人口231。村内を東海道が東西に通り,助郷は東海道掛川宿に出役。稲作を主とし五穀のほか野菜を栽培。用水は溜池を利用。農間余業に男は山稼・わら細工,女は木綿・葛布などを織った。鎮守は薗ケ谷村神明宮,寺院は浄土宗阿弥陀寺。明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県,浜松県を経て同9年再び静岡県に所属。明治22年西山口村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7351905
最終更新日:2009-03-01




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