ケータイ辞書JLogosロゴ 山口村(近世)


静岡県>湖西市

 江戸期〜明治22年の村名。遠江【とおとうみ】国敷知【ふち】郡のうち。浜松藩領,大名青山氏領,延宝6年浜松藩領,元禄11年旗本皆川氏領を経て,のち三河国吉田藩領となる。村高は,「元禄高帳」191石余,「天保郷帳」190石余,「旧高旧領」200石余。「遠淡海地志」では戸数40で,小地名に観音谷・坂下・ボタラ・ユマンヂウノ谷がある。享保年間は東海道白須賀宿の助郷村であった(湖西近代百年史年表)。佐原家は当村の庄屋を世襲し,安永年間には同家の吉左衛門が弓道日置流雪荷派を修めた(同前)。明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県,浜松県を経て同9年再び静岡県に所属。明治22年吉津村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7353628
最終更新日:2009-03-01




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