ケータイ辞書JLogosロゴ 英比郷(古代)


愛知県>阿久比町

 飛鳥期〜平安期に見える郷名。「和名抄」尾張国知多郡五郷の1つ。甲午年(持統天皇8年)9月12日の藤原宮跡出土木簡に「阿具□(比カ)里五□□(百木カ)部……□(養カ)米」と見え,衛士・仕丁に支給される米を貢進したものか(藤原宮木簡1)。また,天平年間と考えられる平城宮跡出土木簡にも「英比郷和尓部□□」と見え,年未詳の平城宮跡出土木簡でも「英比郷□塩□」と見え,製塩が行われていたことが知られる(平城宮木簡2)。「地名辞書」は「武豊・成岩より緒川・大府の辺までを指す」とする。式内社とされる阿久比神社の位置,条里遺構から考えて阿久比町全域を中心とするものとみてよいが,東浦町緒川,半田市の乙川地域に郷域が及ぶとする説もある。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7354058
最終更新日:2009-03-01




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