ケータイ辞書JLogosロゴ 阿古江(中世)


愛知県>尾西市

 鎌倉期から見える地名。尾張国中島郡のうち。元応2年4月3日付中島承念譲状案に「阿古江 河西」とあり,尾張国大介職のうちの所領で旧木曽川分流(現日光川)の西に位置している荒野であった。貞和5年3月2日中島長利が「荒野弐ケ所,阿古江 塚原」を報恩(妙興)寺へ寄進し,以後長享元年頃までの同寺領坪付注文に散見する。また文和元年12月中島氏一族の源顕長らが「臥木・阿古江散在内」の田3町を同寺へ寄進したが,荒野のため地頭役などは課さないとしている。永和3年同寺領年貢注文には「荒野〈薪料所〉阿古江」とある。妙興寺では当地の開発を企てたが,なかなか進展せず,嘉吉3年10月26日遠藤宗次が「妙興寺領阿古江野内」開発代官職を再度同寺から預けられている。なお,観応2年6月朝宮保地頭荒尾宗顕が妙興寺に売寄進した同保内畠地のうちに「阿古江名」と見える(妙興寺文書/一宮市史資料編5)。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7354073
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ