ケータイ辞書JLogosロゴ 浅谷村(近世)


愛知県>旭町

 江戸期〜明治22年の村名。美濃国恵那郡のうち。慶長8年から旗本遠山氏知行。村高は,慶長6年「美濃一国郷帳」112石余,元和2年「美濃国村高領知改帳」114石余,「天保郷帳」130石余,「旧高旧領」114石余。明治3年の浅谷村戸籍によると,田高44石余・畑高78石余・新高6石余,林20か所,家数56,うち神主1・寺1,馬5匹,階層分布は2石まで32人,4石まで14人,6石まで5人,8石まで3人,農間の稼ぎは,川狩日雇5人,工師4人,草屋根師4人,黒鍬師4人,莚蓙織3人,紙漉2人,水車米搗2人,杣2人,紙簾あみ・紙屋・木挽・馬士・下駄屋・桶工・日雇・糸取織各1(浅谷区有文書)。寛保3年の鉄砲御改帳によると,猟師鉄砲4挺,玉不込鉄砲6挺があった(同前)。村社には八王子神社があり,境内に農村舞台が残る。明治4年岐阜県に所属。同8年須淵村を合併。同22年市制町村制施行による浅谷村となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7354083
最終更新日:2009-03-01




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