ケータイ辞書JLogosロゴ 池端(中世)


愛知県>岡崎市

 戦国期に見える地名。三河国碧海郡のうち。天文3年8月9日に「ぬりたう之北」にある畠地1反450文目を明眼寺に寄進した人物は「池端左京進」と名乗る平岩光吉であった(妙源寺文書/岡崎市史6)。妙覚池の淵にあるこの池端には平岩一族が屋敷を構えていた。同9年極月5日の平岩重元売券に「池端平岩甚三郎重元」,同18年12月1日の都筑信家寄進状に「地(池)端平岩甚三郎名田」と見える(同前)。天文19年6月10日の松平忠吉畠地寄進状は「池端名」の位置を「桑子之南真島之東」と具体的に記している(同前)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7354368
最終更新日:2009-03-01




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