ケータイ辞書JLogosロゴ 五日市場村(近世)


愛知県>一宮市

 江戸期〜明治22年の村名。丹羽郡のうち。尾張藩領。小牧代官所支配。村高は,「寛文郷帳」「天保郷帳」ともに384石余,「旧高旧領」406石余。「寛文覚書」によれば,本田の概高406石余,田4町余・畑33町余,家数55・人数337,馬15。「徇行記」によれば,服部平内ら10人の給知高計361石余,蔵入地は45石余,家数71・人数285,馬3。100石程は宇福寺村・宮重村からの入作。元来水災がちの所であったが,下流五条川の普請以来水行は落ち着いたという。地質は砂交じりで,耕地の大半を占める畑には蔬菜が作られ,夏は瓜・西瓜,冬は主に人参を下小田井村の市へ送り出した。寺院は曹洞宗法正寺。神社は八剣大明神社・八幡大明神社・神明社。明治22年二川村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7354555
最終更新日:2009-03-01




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