ケータイ辞書JLogosロゴ 一色(中世)


愛知県>一色町

 南北朝期から見える地名。三河国幡豆【はず】郡のうち。建武5年4月7日の今川九郎氏兼にあてた吉良貞義打渡状に,「可被早領知参河国吉良西条,今川,一色内〈元今川次郎入道跡〉田畠〈今者今川五郎入道跡〉事」と見える(今川文書/県史別巻)。今川次郎は今川氏2代基氏のことであり,今川五郎は3代範国をさす。当地は足利泰氏の末子公深を初代とする一色氏の所領で,延元元年までに同氏は一族挙げて当地を去ったと伝えるが(一色町誌),今川氏・吉良氏との所領関係は未詳。下って戦国期,天文18年4月7日の本證寺門徒連判状に,「〈一しき〉鈴木弥右衛門尉貞重」と見える(本證寺文書/岡崎市史6)。本證寺第8世源正の遺言によって,門徒衆がその子「あい松」(第9世院主玄海)を擁立し,本證寺支持を誓ったものである。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7354562
最終更新日:2009-03-01




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