ケータイ辞書JLogosロゴ 稲狐新田(近世)


愛知県>弥富町

 江戸期〜明治22年の新田名。尾張国海西郡のうち。元禄7年に開発されたが,正徳3年の大風・潮入のため亡所となり,宝暦4年芝井新田村の善左衛門が再開発したという。尾張藩領。佐屋代官所支配。村高は,「旧高旧領」148石余。「徇行記」によれば,全村蔵入地,天明4年の検地,高127石余・反別田12町余。また,「狐地ノ南隄外ニ築出シアリ,コゝニ会所一区アリ,其余農屋ハ此新田田中ニナシ,田面ハ天水待ノ所ニテ旱損所ナリ」と記される。神明社がある。明治22年両国村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7354605
最終更新日:2009-03-01




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