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- 浦郷(中世)とは
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浦郷(中世) 室町期~戦国期に見える郷名安芸国豊田郡のうち南北朝期に沼田小早川本宗家の宣平の子息左衛門太郎氏実が当郷に居住して浦氏を称した浦氏は他の小早川庶子家との連合を強め,宝徳3年9月には浦氏安が梨子羽氏・椋梨氏ら12氏とともに互いに協力すべき契約を交わしている寛正2年の小早川家中使節役銭支配状では「浦 拾五貫文」と,惣領小早川平から役銭を課され,また室町期の小早川氏一族知行分注文には「浦 参百貫文」と見える文安2年に小早川位の所領大崎下島が大三島から攻められた際には,一族の小泉氏や生口氏らと水軍を出して警固にあたったという(小早川家文書)「芸藩通志」には,浦兵部宗勝が忠海賀義山に住し,浦三河守氏が渡瀬の古城に拠ったというまた須波・田野浦・能地・渡瀬・忠海・小泉・福田・高崎・吉名・木谷の10か村を浦郷と称すとする現在の三原市西南部から竹原市東南部にかけての沿岸地域にあたる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
浦郷(中世) 室町期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」