ケータイ辞書JLogosロゴ 恵那河内郷(中世)


愛知県>岡崎市

鎌倉期に見える郷名三河国額田【ぬかた】郡のうち矢作【やはぎ】川支流の青木川上流の山間部に位置する鎌倉末期14世紀初頭成立の瀧山寺縁起に蓮華寺の起源は熱田大宮司藤原季範の妻室が建立したものだとして,保延6年10月2日の棟札銘を引証し,仏性灯油料として「恵那河内ノ郷」が寄進されたという(瀧山寺文書/岡崎市史6)季範は参川四郎大夫季兼の子で,額田冠者とも号した12世紀なかば以前からこの地方に勢力を築いており,当郷はこの一族の開発地であったと推測できる「えなかわち」はのち「よなごうち」と転訛したらしく,江戸期の米河内村にあたる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7355077
最終更新日:2009-03-01




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