ケータイ辞書JLogosロゴ 大代村(中世)


愛知県>額田町

 戦国期に見える村名。三河国額田【ぬかた】郡のうち。天文16年の高之御前神社鰐口銘に「中金郷内大代村」と見える(額田町史)。永禄3年11月13日今川氏真は財賀寺領につき10か条を領掌し,その1条に「萩郷千両郷大代山江薪人夫如前々可入之事」とあり,宝飯【ほい】郡境にある大代は財賀寺領とされ,宝飯郡の萩・千両【ちぎり】の郷民の用益が認められていた(財賀寺文書/豊川市史中世近世史料編)。また,年月日未詳の三河檀那譲状写に桜井氏が白山参詣先達の権利を有していた三河の旦方在所として「おうしろ」と見える(桜井文書/岐阜県史史料編古代中世1)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7355254
最終更新日:2009-03-01




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