ケータイ辞書JLogosロゴ 小垣江郷(中世)


愛知県>刈谷市

 室町期〜戦国期に見える郷名。三河国碧海郡のうち。応永16年正月11日の熊野檀那職譲状写に「一所小垣江郷」とある(米良文書/大日料7‐13)。長禄3年2月の細河成之代言上状によれば,小垣江は永享2年に細河成之が足利義教より拝領したが,その後,奉公衆一色教長が押領したと訴えている(尊経閣文庫所蔵飯尾尭連筆記)。戦国期に入り,永正元年11月2日「九百文目 ひろも」「はた百八十五文め ひろも」などを「小柿江畠中名之内二郎左衛門入道浄空」が妙眼寺に寄進している(妙源寺文書/岡崎市史6)。ひろも・畠中名は当地内の地名であろう。天文元年12月10日の長坂守親下地寄進状に「小垣郷(江カ)長坂与次守親」とあり(同前),天文14年3月15日の水野守忠屋敷寄進状にも「小垣江蔵屋敷之事」とある(同前)。戦国期の小垣江には,妙源寺とつながる真宗高田派門徒の武士が居住していた。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7355473
最終更新日:2009-03-01




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