葛木村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡海西郡のうち｡尾張藩領｡鵜多須代官所支配｡村高は,｢寛文郷帳｣｢天保郷帳｣ともに532石余,｢旧高旧領｣1,408石余｡｢寛文覚書｣によれば,本田概高794石余･新田614石余の計1,408石余,その合計反別92町余(田58町余･畑33町余),家数115･人数734,馬48,渡船1｡｢徇行記｣によれば,全村蔵入地,戸数133･人数563｡また,｢木曽川傍……農屋建ﾅﾗﾋ一村立ﾉ所也,大郷ﾕｴﾆ民戸多ｼ｣と記される｡寺社は,真宗大谷派問源寺･真宗高田派唯願寺,薬師堂,八竜社･白山社･県社｡明治7年葛木学校創立｡同22年六ﾂ和村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7355965
最終更新日:2009-03-01