ケータイ辞書JLogosロゴ 蟹江新田村(近世)


愛知県>蟹江町

 江戸期〜明治22年の村名。尾張国海東郡のうち。寛永13年の成立という。尾張藩領。佐屋代官所支配。村高は,「天保郷帳」「徇行記」ともに1,809石余,「旧高旧領」1,825石余。「徇行記」では,全村蔵入地,反別130町余(田87町余・畑42町余),戸数215・人数945。低湿地で風水害による堤防破損,塩害に悩まされつつ,米・麦を中心とする農業生産と河川・池沼・近海での漁業に努めた。日光川築堤後の用悪水の管理強化もあり,明治15年には220町の耕地がみられる。寛永18年常陸国鹿島神宮からの勧請と伝える鹿島神社があり,ほかに神明社2・風之宮社がある。明治22年新蟹江村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7355999
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ