ケータイ辞書JLogosロゴ 亀崎(中世)


愛知県>半田市

 戦国期に見える地名。尾張国知多郡のうち。永禄10年の「紹巴富士見道記」によれば,連歌師紹巴は富士遊覧の帰路,苅屋の水野野州の城に滞在した折,亀崎に出かけ海女の潜水を見て,「宿りせば万代もへん亀崎やみるめかひあるうらのとまやに」と詠んでおり(群書18),漁村としての有様がうかがわれる。「信雄分限帳」には「千五百貫文 知多郡あく井 おつ川・かめさき 長田弥左衛門」とあり,織田家家臣長田弥左衛門の知行地であった。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7356250
最終更新日:2009-03-01




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