ケータイ辞書JLogosロゴ 北尾村(近世)


愛知県>大府市

 江戸期〜明治9年の村名。知多郡のうち。尾張藩領。鳴海代官所支配。村高は,慶長検地,「寛文郷帳」ともに458石余,「天保郷帳」483石,「旧高旧領」704石余。「寛文覚書」では,本田概高596石余,家数61・人数265,馬20。「徇行記」では,全村蔵入地,戸数103・人数417。南北に走る東浦街道に沿った村で,鳴海宿の助郷村。宝暦年間に北尾新田が生まれた。大脇村・近崎村と共同で,延宝5年悪水落しに着手。浄土宗極楽寺・曹洞宗賢聖院がある。曹洞宗の檀家は両墓制の習俗があった。神社は山之神社・神明社・天王社。山之神社の祭礼に出る山車は市文化財。明治9年北崎村の一部となる。なお,現在も北尾と通称されている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7356486
最終更新日:2009-03-01




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