ケータイ辞書JLogosロゴ 北高井村(近世)


愛知県>一宮市

 江戸期〜明治22年の村名。中島郡のうち。尾張藩領。清洲代官所支配。村高は,「寛文郷帳」「天保郷帳」ともに774石余,「旧高旧領」1,227石余。「寛文覚書」によれば概高1,227石余,田51町余・畑5町余,家数56・人数341,馬8。「徇行記」によれば,給知は705石余で本間嘉兵衛ほか12人の相給,521石余は蔵入地。家数102・人数358,当村の七右衛門は木綿の仲買で名古屋の木綿問屋へ年に3,000〜4,000反送り繰綿商も一両人あり一宮村へ売るとある。尾州濃州紺屋惣帳に次右衛門,藤蔵の2名の紺屋の存在が知られる(名古屋叢書11)。神社は,熊野社・白山社。寺院は茲法庵。明治7年には総戸数101のうち農業兼商業9・農業兼工業2(一宮市史本文編下)。明治22年高井村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7356537
最終更新日:2009-03-01




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