ケータイ辞書JLogosロゴ 小見行村(近世)


愛知県>幡豆町

江戸期〜明治11年の村名三河国幡豆【はず】郡のうち三ケ根山麓に位置し,南は三河湾に面する森村を挟んで東西2か所に分かれた海岸沿いの村で,三河湾の前島・沖島を含む地名の由来は未詳だが,江戸期の領主松平氏の先祖に大河内小見(巨海)なる人物がいることによるか,あるいはその家中に代々小見を名乗る人物がおり,この人の知行した村という意かはじめ相模甘縄藩領,慶安元年頃からはその分家の旗本松平氏(松平正朝系)知行村高は,「寛永高附」「元禄郷帳」ともに173石余,「天保郷帳」199石余,「旧高旧領」186石余水弘法と塚越観音堂がある水弘法は安政年間の創建で,縁起書によれば,海水に洗われる岩間から湧き出した清水が眼病はじめ諸病に効能があるとして篤い信仰を集めたまた津島社,沖島に沖島社がある明治11年東幡豆村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7356997
最終更新日:2009-03-01




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