ケータイ辞書JLogosロゴ 小造村(近世)


愛知県>豊根村

江戸期〜明治11年の村名はじめ三河国加茂郡,江戸前期からは設楽【したら】郡のうち「元禄郷帳」では古くは八郎右衛門分と称したと注記されている大入川流域の山間地に位置する幕府領村高は,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに49石余村内には中久名村と溝淵村の地が入り組み,典型的な近世の入混り村である名主は荒川家で,古くは代々八郎右衛門を襲名し,江戸初期の文書によると八郎右衛門分と記された地は非常に多い背後の山に宮の窪という巨大な窪地があるが,嘉永3年の豪雨では窪地一円から大量の土石流が押し出して小造集落を襲い大被害を与えた今でも戌年の大満水といって語り草になっている明治11年北設楽郡に所属同年下黒川村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7357082
最終更新日:2009-03-01




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