ケータイ辞書JLogosロゴ 小日比野村(近世)


愛知県>一宮市

 江戸期〜明治22年の村名。葉栗郡のうち。尾張藩領。北方代官所支配。村高は,「寛文郷帳」174石余,「天保郷帳」193石余,「旧高旧領」158石余。「寛文覚書」によると本田の概高128石余,田1反余・畑20町余,その他概高10石余の新田・野方11町余,家数39・人数195,馬12,社3。当村より籠作り人足を出し,それに対し扶持が下され,堤銀の差引きもあった。船橋を架ける時は起宿へ人足を出す。天保12年の村絵図によれば本田の高139石余は林仙十郎ら4人の給知で,ほかに18石余の蔵入地の新田,6町余の見取の蔵入地があった。特産の小日比野大根は宮重大根とともに漬物用として有名。神社は,神明社・八剣宮,ほかに社のない天神。明治22年浅井村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7357134
最終更新日:2009-03-01




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