ケータイ辞書JLogosロゴ 小望村(近世)


愛知県>岡崎市

 江戸期〜明治22年の村名。三河国碧海郡のうち。岡崎藩領。村高は,「寛永高附」では薦生村と見え201石余,寛文4年「岡崎郷領内在々之名」307石余,「元禄郷帳」同高,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに311石余。「岡崎藩万書上」によれば,寛政元年の人数222。「三州岡崎管内記」では川西手永に属し,享和年間の収納定俵493,上納小竹6束。寺社は,真宗高田派宝乗寺・天満社。明治15年の戸数71・人口284,耕宅地32町・山林原野1町余(岡崎市史)。三河木綿の生産地で,幕末から明治期にかけて木綿仲買の兼業者が30余名あった。同22年中郷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7357229
最終更新日:2009-03-01




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