ケータイ辞書JLogosロゴ 酒見御厨(中世)


愛知県>一宮市

鎌倉期〜南北朝期に見える御厨名尾張国中島郡のうち伊勢外宮領建久3年8月伊勢大神宮神領注文に「酒見御厨〈外〉,給主同宮権神主睦元等」と見える(神宮雑書/鎌遺614)同文書によれば,当御厨の成立は嘉承3年以前である永仁5年4月17日外宮庁宣によると,当御厨以下諸神領などが国衙の押領を受けたため,一志三郎太夫に神宮使として上洛し提訴するよう命じている(皇字沙汰文/同前19344)「神鳳鈔」によれば,当御厨は畠13町あり,桑代糸十勾を外宮に納入することになっていた式内社酒見神社の所在地一宮市今伊勢町本神戸あたりに比定できるなお,弘安5年7月日尾張国千代氏荘坪付注進状案に見える「中島郡北条上酒見里」「中島郡北条河崎郷下酒見里」との関係は未詳(醍醐寺文書/一宮市史資料編6)
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7357348
最終更新日:2009-03-01




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