島(中世)
南北朝期から見える地名｡尾張国中島郡のうち｡応安元年12月27日沙弥禅光らが中島郡寺本法城寺内田畠を妙興寺へ寄進した寄進状に｢島畠〈屋敷〉｣とある｡天文2年8月11日妙興寺より一木散在返還を求められた織田信秀の家臣青山余三左衛門尉が当知行地は前年木全小三郎へ｢島一郷｣を渡した際の替地であるとして寺家の要求を拒絶している(妙興寺文書/一宮市史資料編5)｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7357625
最終更新日:2009-03-01