ケータイ辞書JLogosロゴ 生田郷(中世)


愛知県>岡崎市

 戦国期に見える郷名。三河国額田【ぬかた】郡のうち。弘治3年5月3日の松平元信判物に「大平・造岡・生田之三ケ郷之内,寺領如先規可所務事」とあり,天台宗高隆寺の寺領があった(高隆寺文書/岡崎市史6)。天正17年9月28日の上宮寺末寺連判状に「〈せうた〉教順」と見え,上宮寺末の真宗道場があった(上宮寺文書/同前)。付近の原野を生田原といい,藤川方面からここを抜けて小豆坂に至る道があり,軍事上の要衝であった。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7357936
最終更新日:2009-03-01




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