ケータイ辞書JLogosロゴ 図師町(近世)


愛知県>犬山市

江戸期の町名犬山城下町方12か町の1町上本町と中本町の間に位置する東西の横町東は練屋町・鍛冶屋町,上本町と西は大本町に続き,専念寺前木戸と寺内町木戸を結ぶ鵜沼二符の渡しから瓦坂木戸を経て,練屋町から当町の通りに入り,この通りは,かつては名古屋への重要な街道筋であった2代城主成瀬正虎が外町に街道筋を設け,本町筋が城下町の中心へ成長した町域は東図師・図師・西図師とに分かれる木戸の夜番は月の前半15日を勤め,後半15日は上本町と中本町から出した職人街として発達したが,絵画師などが住んでいたので図師町の町名ができたという県有形民俗文化財である犬山祭の外町の山車梅梢戯の幕の絵を描いた神原鳳章斎(徳輝)などが住んでいた(雑話犬山旧事記)明治期以降大本町が盛り場として繁昌し,特に西図師はその中心に位置して,近郷からの客が絶えなかった
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7358160
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ